デベロッパーコンテスト中間発表

ご応募いただいた中からアプリ部門、ハードウェア部門それぞれの激励賞を発表させて頂きます。
デベロッパーの皆様沢山のご応募ありがとうございました。

アプリ部門 激励賞

MR Social Distance

応募者/団体名:TKTK360
アプリURL:MR Social Distance
動画URL:https://youtu.be/T4WHaDyOqwQ

コンテンツ概要

スマートフォン越しにソーシャルディスタンスの距離2mを、ARまたは、MR(だんグラ対応)で、見ることができます。動作には、AR Core対応端末が必要となります。

アピールポイント

世界中で「COVID-19」に苦しめられている状況下で、生活では三密を取らないよう注意を払っていることと思います。その中で、人との距離感(ソーシャルディスタンス)を2m以上間隔を保つよう注意喚起されています。実際のところ、2m以上の距離を感覚として、わかる方は、それほど多くないように思います。
そこで、本アプリケーションを使い、ソーシャルディスタンスを体験してもらい、距離感を鍛えてもらうことを考えました。本当の人と接触をすることは、適切ではないので、仮想キャラクター(プロ生ちゃん)を相手に対人物の距離感も鍛えることができます。

だんグラやホログラスとの親和性

だんグラ越しに見ることで、ARとは異なり、実際の目線で、ソーシャルディスタンスを体験することで距離感がより一層深まると思います。

YouTube Video

コメント

完成度が高く、コロナ禍のニーズにマッチした素晴らしい作品だと思います。ストーリーやゲーム性など盛り込みエンタメとしても楽しめるメニューが追加されるともっと良いと感じました。今後に期待いたします。

ハードウェア部門 激励賞

black G

応募者/団体名:WSSK
動画URL:https://upper-acyip.ssl-lolipop.jp/contest/dangla.mp4

コンテンツ概要

「black G」とはハンズフリーでのだんグラの使用、raspberry piでの機能の拡張をできるようにした作品です。
「black G」を制作した理由はraspberry piとだんグラを組み合わせて新しいだんグラを作りたいと思ったからです。raspberry piを組み合わせた理由は、センサーなどの外部機器の活用ができるからです。外部機器を組み合わせることにより様々な機能を搭載することが可能です。
「black G」は、ハンズフリーで使える用にする為にだんグラを市販のヘルメットと結合しました。ヘルメットの被り方や、顔の大きさは人それぞれ違います。そこで、固定ピンの差し替えをすることにより、だんグラの高さを変更できるようにしました。また、ヘルメット横についているボタンの操作により、サーボモータを稼働してだんグラの位置を調整することも出来ます。さらに、超音波距離センサーを活用することで、物体や人などに一定距離近づくと警告音とLEDランプの点灯とスマホモニターに警告メッセージを出すことで衝突などの事故を防ぐことができます。

アピールポイント

「black G」を使用すると画面に夢中になる人も存在すると思います。夢中になってしまうと視覚情報が鈍感になり、周りに注意がいかなくなります。そこで、物体が近づいた時に警告音&LEDランプ&警告画面が表示されます。これにより周りが見えなくなったとしても衝突などの事故のリスクを低くすることが出来ます。
そして、raspberry piを搭載したことにより拡張性が高まります。開発者側ではほかのセンサーを搭載することによりアプリケーションの幅を広げることが出来ます。また、新規性のあるアプリケーションやハードとして使用することも可能になっています。例えば、音声マイクを搭載すると音声認識を可能にしたり、カメラを搭載すれば床を検知して、MRの物体を適切な位置に表示させることも可能です。
また、raspberry piはノートPCなどに比べて電力が少なく稼働することが出来ます。そのため、大容量のバッテリーは必要なく重量の軽減につながります。

だんグラやホログラスとの親和性

raspberry piはだんグラとの親和性が高いと考えます。
それは、だんグラの拡張性が高まるからです。
センサー等を搭載させれば音声認識での操作や温度感知を扱ったゲームやアプリケーションの作成が可能となり開発の幅が広がります。スマートフォンでUnityを扱っての機能性には限界があるのでセンサーやコントローラーを組み合わせることで可能性が広がっていくraspberry piは親和性が高いといえるでしょう。
ハンズフリーでだんグラを扱えることが可能になれば、専用のコントローラー、例えばガンコントローラーのようなのを制作すれば、アクション性の高いシューティングゲームなども可能です。また、手の疲労感がなくなるのでより長時間楽しめるようになります。

コメント

MR・VRの使用中の安全対策に役に立ちそうなコンセプトで大変いいアイデアです。力作ですね。超音波センサーで現実の障害物との衝突を防ぐシステムが凄く良いと思います。

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