遠隔支援のためのスマートグラスとして
スマートフォンと既存のアプリを活用し、簡単・リーズナブルに遠隔支援の導入を可能にします。
遠隔支援の例
作業者の視点をスマートフォンのカメラを通して確認しながら、ホログラス モノにポインターを映し、指示することが可能です。Microsoft TeamsやMicrosoft Dynamics 365 Remote Assistのようなリモートワーク コラボレーションツールを使って、ハンズフリーの遠隔支援が行えます。
スマートフォンと組み合わせる利点
スマートフォンと組み合わせることで、GPSが利用でき、最新技術(例えば5G)対応が柔軟に行える。また、安価に画面の解像度/処理能力/稼働時間(バッテリー)をユースケースに合わせてカスタマイズできるという点が挙げられます。
複合現実(MR)表示原理
遠隔指示者は、スマートフォンのカメラからの映像で指示場所を特定し指示を行います。
スマートフォンの画面には指示内容が表示され、ホロレンズを通して現実の作業場所の映像と合わせてみることが出来ます。
ホログラス モノの特徴
概要
遠隔支援やビデオ会議等での利用に向いている一眼タイプのスマートグラスです。
ホログラスの特徴のひとつは専用アプリがなくてもすぐに実践配備できるところです。ビデオ会議用アプリと組み合わせればすぐに遠隔支援システムとしてご利用いただけます。
梱包内容
ホログラスはレンズ単品から販売しています。ご使用の際はヘッドマウント/フレーム機構をご用意ください。※単品ご購入の場合、フレーム等は付属しておりません。
ご希望の方には3Dプリンタで出力可能な設計データを無償提供しておりますので気軽にお問合せください。
レンズ単品以外に、購入してすぐ利用できるようヘッドマウントやヘルメットマウントとセットにした製品もラインアップしています。
調整・装着
ホログラスを頭部に装着する時は次の点に注意、調整してください。
- 目の高さにホログラスがくるようホルダーを上下(写真❶)
- 液晶表示がホログラスに投影されるようホルダーを回転(写真❷)
- 視界と液晶投影の重なりをホログラスを回転して調整(写真❸)
- 作業時の視線は必ずホログラス面に向ける(写真❹)
※スマートフォンはバネで固定されますが、万が一の落下に備えてスマホケースの併用をお勧めします(写真❺:当社製ホルダー時)
※当社製ホルダーに装着可能なスマートフォン横幅:70〜85mm
70mm以下の場合はスマホケースを併用してサイズ調整してください
アプリ使用例
ZoomやMicrosoft Teams、Webex、Meet等のスマートフォン向けビデオ会議アプリ/システムを利用することで専用機に匹敵する「遠隔支援ツール」の試用、評価、導入が低予算で行えます。ホログラス装着者はハンズフリーでビデオ通話が可能になるので工場内作業やフィールド作業の支援や研修等、現場のDX化に向けたトライアル導入、検証にも有用です。
カスタマイズ
ホログラスとスマートフォンを使ったHMDのカスタム設計、製造についてもお気軽にご相談ください。
注意事項
ホログラスは、スマートフォンを前方上部に装着して使用します。そのため装着時の重心が前方に偏りますので、装着者はヘルメットのあご紐をしっかり止める等安全の確保に十分注意してご利用ください。
レンズのみの使用例
スマホ反射型グラス ホログラスウェア
胸部のスマホ画像を頭部のグラスに反射させ、スマホ画像(図面や動画/静止画)を作業者の眼前に表示することで、未習熟者への指示や、高難易度作業の支援に活用できます。頭部から一切の電子部品を排することで今までにない軽量化(頭部取付部品の総重量80g)を実現しました。
商品情報
仕様
出荷形態:レンズ単品/紙製パッケージ入
サイズ/重量:132 x 70 x t2.5 mm、約29 g
販売対象:AR/MR系開発者、ガジェット開発/製造者ほか
その他:MR用途以外にもzoomやTeams等のテレビ会議システムをヘッドマウントして運用するための光学パーツとして採用実績多数。
NPO法人 ウェアラブルコンピュータ研究開発機構(通称:チームつかもと)
「コンピュータを着る」ウェアラブルコンピューティングは、これからの時代における人とユビキタスコンテンツの接点となる最も重要な基盤技術です。 新しいコンピュータの利用スタイルを日本で立ち上げ、世界に広げていくことがチームつかもとの大きな目標です。 ウェアラブル、HMD、ユビキタスをキーワードに、最先端の技術開発、アプリケーション開発を行い、世の中への普及、啓蒙活動、および産業化までを行っていこうとしています。 特にエンターテイメント分野を重点的にターゲットとして、ビジネス展開までを目的とした活動を実施していきます。
※ホログラム株式会社はウェアラブルコンピュータ研究開発機構の法人会員です。